2011年10月20日木曜日

日本史 第1部 原始・古代

 人類の歴史は約500万年前、地質時代区分の第三紀の終わり頃に始まり、猿人・原人・旧人の段階を経て、数万年前に現代人と同じ新人が出現。生活は、野生の動植物の狩猟・採取から植物の栽培と動物の飼育を行う農耕・牧畜の段階に進むと、社会は急速に発展する。
 紀元前7000年頃、エジプトやメソポタミアの肥沃な三日月地帯で、農耕と牧畜が始まった。やがて強力な王権の支配下でピラミッドや神殿などの巨大な建造物が築かれ、象形文字や楔形文字で記録する方法も考えだされた。
 農耕・牧畜は文化は、約4000年の間に、西はヨーロッパから東は中国にいたるユーラシア大陸に広まり、西方ではギリシア・ローマ文化、東方では漢文化・インド文化を開花させ、ローマ帝国と漢帝国との間には、シルクロードが東西交流の道を開いた。

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